犬も歩けば猫も歩く

中年サラリーマンの生活と副業について書いています。

スポンサーリンク

今話題の被リンクチェックツール「Ahrefs」を使ってみた感想!

被リンクチェックツールというと、Google Search Console や OpenSiteExploer、Ahrefs、Webmeupなどが有名ですが、今回「日本語化」されたということで、前々から気になっていたAhrefs(エイチレフス)日本語版を使ってみました。

SEO分析ツール

Ahrefs(エイチレフス)は、シンガポールとウクライナの企業が運営するSEO分析ツールで、世界で60万人もの方が導入しているSEO分析ツールです。


今まで、その分析力の凄さは定評があり、使ってみたいと思ってはいたのですが、如何せん海外のツールなので、外国語アレルギーのおじさんは二の足を踏んでいたのです。

料金プラン
画像出典元:Ahrefs(エイチレフス)日本語ページ


Ahrefsに登録するには、日本語版のWebサイトから登録フォームに、名前、電話番号、メールアドレス、住所を入力した後、支払い方法を選びます。支払い方法は、クレジットカードとPayPal アカウントの2つから選ぶことが出来ます。


登録を終えると、Finish registration of your Free Trial という件名のメールが送られてきます。メールの中にある「Confirm email」をクリックして、ログインする際のパスワードを入力します。

これで、すべて完了です。

パスワードの設定


さっそく、利用することが出来ます。

メールアドレスとパスワードでログインすると、まずはサイトを登録します。


①ウエブサイト

ウェブサイト

・ドメインまたはURLを入力すると、サイト名が表示されます。

・「スキーム」を選択する画面になります。RECOMMENDED(推奨)を選んでおけば問題ないでしょう。

RECOMMENDED

 

②キーワード

キーワード

・あなたがトラッキングをしたいキーワードをコンマ区切りで入力します。

・ロケーションを入力します。日本のウェブサイトであれば、Japanと入力します。


③競合サイト

競合サイト

あなたの競合サイトのURLを入力してください。

以上で、ウェブサイトの登録は終わりです。


ダッシュボードのページに戻ると、登録したサイトが表示されています。

このとき、もし英語表示になっていたら、左下の言語の選択で「日本語」をクリックすると、日本語表示に切り替わります。

ダッシュボード


ウェブサイトを追加したいときは、右上オレンジのボタンを押すと出来ます。


Ahrefsは、さまざまなSEO分析ができるツールですが、ここでは、被リンクの抽出能力について触れていきたいと思います。


被リンクをチェックするときは、「被リンク」の下の数字をクリックしてください。
すると、被リンクのページが表示され、非リンク先の一覧が表示されているのが分かります。

被リンク

被リンクのエクスポートは、右下の「エクスポート」CSVとPDFの2つから選べるようになっています。Google Search Console と同じCSVをクリック!

被リンク

すると、エクスポートの開始画面が出るのでクリックします。すると、すぐにCSVファイルがダウンロードされます。


CSVファイルををエクセルで開くと、たくさんの項目が並んでいますが、Dのセルが被リンクとなっています。


アカウントの退会方法

アカウントを退会したい場合は、右上の人型のアイコンをクリックすると表示される「申し込みプラン」をクリックしてください。

申し込みプラン

すると、ユーザーページが表示されるので、右上にある【登録をキャンセルする】ボタンを押すと、アカウントを退会することが出来ます。

アカウントを退会

さいごに

今回、わたしが運営するとあるサイトで、抽出できた被リンクの数は1,663件でした。


結果から言うと、値段の割には正直ガッカリと言ったところです。

同じサイトを、下記のツールを使って調査したところ、

Google Search Console(無料) 4,327件

Bing Web マスター ツール無料 3,518件

の被リンクをチェックすることが出来ました。


Google Search Console が秀悦なのはここで述べるまでもありませんが、Bing Web マスター ツール の優れた抽出能力については、下記のサイトで触れていますので、関心のある方はご覧になってください。

abberoad.hatenablog.jp


Ahrefsは、さまざまなSEO分析ができ総合力では優れているかもしれませんが、被リンクの抽出能力については、今ひとつという結果でした。

奥さんにボーナスを追い越された・・・。

例年より約一週間近く遅れて、夏のボーナスが昨日支給された。
ちょっと、ハラハラしたけど取りあえずはホッとした・・・。

ボーナス

今年は一週間ほど前に、各職場の職場長より各社員に対して面談が行なわれたようだ。

自分が所属する営業部でも、職場長より一人ずつ会議室に呼ばれて面談が行われていった。行われていったといっても、いかんせん小所帯なので一人あたりの時間がとにかく長い。


結局、何が言いたいのかというと、職場長個人の意見ではなくて、会社の現状と今後の方針と、各社員に対する会社の評価が伝えられた。

 

伝言ゲームのようである。


つまり、会社の業績が悪く前年度は-15%程度売り上げが下がった。本来ならボーナス無しとしたいところだが、役員の一部からボーナス全額カットは、社員のモチベーションが下がりますます業績の悪化を招き、悪循環になりかねない。


貢献度の高い社員には、それに応じた評価(ボーナスの額)をした方がよいという意見の元、今回の面談に繋がったようである。


とはいっても、最高評価で現状維持!

評価の低い社員は最大20%減が伝えれたようである。「伝えられたようである」という他人事のような書き方なのは、自分は特段マイナスの評価を言われなかったからで、人づてに聞いた話だからである。


社内で伝わる話を総合すると、ボーナスゼロ回答を申し伝えられた社員も若干名いるらしい。これは、事実上の「戦力外通告」である。さらに、20パーセント減の社員には、遠回しに退職勧奨の話も出たらしい。


これは、とても他人ごとではない。

本社のとある営業マンは、売り上げ上位のベテランだったが、不幸にもクレーム続きの影響で大口の取引先を失い、前期は売り上げが半減してしまった。そのせいで、ボーナスが大幅減となってしまったと聞いた。本人のせいじゃないのにね!


一寸先は闇・・・。

会社というより、業界そのものが斜陽産業の代表選手みたいなものなので、いずれはうちの会社も、この世から消え去る運命にあるのは間違いない。


内需依存型産業であるこの業界は、3年後の東京オリンピック・パラリンピックまでだろうな・・・。オリンピックが終えたのちは、内需は大幅に縮小するだろうから、どう考えても、ここまでが限界かな?


そして、昨日配布されたボーナスの明細を見て、前回の明細と見比べてみた。

「同額」

ほっとしたのもつかの間、さびしく情けない気持ちになった・・・。


というのは一週間ほど前、うちの奥さんのボーナス明細書を何気なく見かけてしまっていたのだ。今まで、奥さんの給料とかボーナスの明細なんて見たこともないし、見たいと思ったこともなかったが、これも運命なんだろうか?


何気なくブックスタンドに挟んであったのを見てしまったのだ。
奥さんの方が数万円上回っていた。


負けた・・・とかそんな気持ちではなくて、ただ単純に自分が情けなかった。


40代で失業し、何とか正社員にはなれたものの、前職では管理職だった自分が今じゃ末端の平社員。年下の上司からは叱咤激励を受け、時には飛び込みセールスをやったりと、まさかこんな情けない中年オヤジになるとは夢にも思わなかったよ・・・。


ネットで稼げるわずかな報酬で、結婚記念日に好きなものを買ってあげる!今の自分にできることはこれぐらいしかない。


先月の結婚記念日に、何が欲しいと聞いたら、


「掃除機!」


と答えが返ってきた。


LINEで送られてきた返事を見て、少し泣いた・・・。

『ノルウェイの森』の装丁が、なぜ赤と緑なのか分かった!

前記事で、村上春樹氏のことを書いていて、ふっと思い立ったことがあった。
彼の代表作『ノルウェイの森』1987年 の装丁は、なぜ赤と緑なのか?


ネットで調べてみると、色々と諸説があるようであるが、今回自分が思い立ったことは、検索してもヒットしない。

f:id:abberoad:20170702094712j:plain

自分が思ったことは後にして、まずは検索すると出てくる諸説について。

 

1つ目はクリスマスカラー。
『ノルウェイの森』の出版された時期がクリスマスの少し前だったので、クリスマスでよく見かける赤と緑の色に合わせた、という説。


その当時、恋愛小説ブームというブームがあって、本の帯には「100%の恋愛小説」といコピーを載せたりして、つまりマーケティング的観点からこういう装丁になったというもの。


でも、これについては村上春樹本人が『そうだ、村上さんに聞いてみよう・・・』の中で否定している。


2つ目は『ノルウェイの森』という物語を赤と緑によって表現している、という説

赤:主人公が真っ赤に燃え尽きたことを示している。

緑:緑に出会い主人公が立ち直ることを意味している。


3つ目の説。

それは、

赤:キズキが死に場所に選んだ赤いN360

緑:キズキが死ぬ直前に遊んだビリヤード台の緑


この説は僕の知る限りではどこにも載っていない。というのは、『ノルウェイの森』と短編『螢』を読んでいて僕がこう思っただけなので。


そう言われると、『ノルウェイの森』の赤と緑がN360とビリヤード台に見えてきたりしませんか?


『ノルウェイの森』の赤と緑より引用


その他にも、「赤」は血の色、「緑」は森の色ですが、この『ノルウェイの森』の「赤」も血のような生命力を表していて、「緑」のほうは直子が死んだ森の色で、死を表している。


登場人物の恋人「緑」が後半、メインになってくること。だから、その前半は補色の赤になる。

 

など、さまざまな諸説があるが、今回自分が思い立ったことは、作者の村上春樹氏が東洋水産株式会社の「赤いきつね」と「緑のたぬき」大ファンだったから!


イッツ・ア・ジョーク!

これは悪い冗談です。忘れて下さい。

 

『ノルウェイの森』の赤と緑の装丁は、出版社の提案ではなく、作者の強い要望だったらしい。


当時、雑誌かなにかの記事で読んだ記憶があるが、赤と緑の装丁なんて派手すぎて絶対に売れない!と出版社の担当は猛反対をしたらしいが、村上春樹氏は赤と緑の装丁にすることを絶対に譲らなかったらしい。


数ある諸説は、神秘的な思惑やノスタルジックなものが多いが、彼は物事を複雑に考えるタイプではないと思う!どちらかというと、シンプルに物事を考える人。


自分が考えるには、赤と緑の装丁は当時彼が住んでいたイタリア国旗の色に由来するのではないだろうかと考えます。

イタリア国旗


彼がイタリアに住んでいた頃、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を聞きながら書かれたということは、前記事でも書いたとおりだが、まさにそう思うのです。

abberoad.hatenablog.jp


たぶん、シンプルな発想で赤と緑に決めたんではないだろうか?


最後に、自分の考えがすでに述べられていないか、念のためもう一度調べてみた。


ノルウェイの森 赤と緑 装丁 イタリア

のワードで検索してみた。


すると、やってしまった・・・。
すでに述べている方がいたようである。


愛知大学の小島基洋氏論文 村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』論によると、文学研究者の鈴村和成が『ノルウェイの森』の装丁の赤と緑が、イタリア国旗に由来するのではないかとする発想は楽しい。と書いている。『村上春樹戦記・「1Q84」のジェネシス』の中で書かれているらしい。


残念だ・・・。

この記事、ボツにしようと思ったけれど、知らない人も多いと思うし、ここまで時間を書いた記事をお蔵入りさせちゃうのももったいないので、開き直って公開しちゃいます。