こんな客は大っ嫌いだ!
いよいよ今日から夏休みです。
今年の8月は、例年と違って仕事がメチャメチャ忙しかった。休み明けからまた予定がビッシリだけど、とりあえず今日から休みだから、仕事のことは一切考えないようにしたいけど、その前にこれだけは記事にしておきたい。
こんな客は大っ嫌いだ!
なにがイヤって、バカみたいな見積もり頼んでくる人いるじゃないですか?そんなにたくさんの見積もり今日中に出しといてって、無理ですから!
たとえば、こんなの送ってくる人。
タイプA | タイプB | タイプC | |
100 | |||
300 | |||
500 | |||
1000 | |||
1500 | |||
2000 | |||
2500 | |||
3000 | |||
3500 | |||
4000 | |||
4500 | |||
5000 | |||
5500 | |||
6000 | |||
6500 | |||
7000 | |||
7500 | |||
8000 | |||
8500 | |||
9000 | |||
9500 | |||
10000 |
ありえないでしょ?
Google スプレッドシートを使った表の作り方は、こちらのブログを参考にしました。
クライアントからの依頼だったとしても、もし自分だったら相手の気持ちを考えます。
「こんな膨大な数の見積もり頼んだら、気の毒だよな・・・。」
でも、断れないお客さんだから、どうしても出さなきゃいけない!自分だったらこうします。
タイプA | タイプB | タイプC | |
100 | |||
1000 | |||
5000 | |||
10000 |
出してもらった見積もりに対して、間の数量は割割りで計算して出しちゃいます。過去の経験則から言って、こんなバカみたいな見積もり出して、仕事になったことはありません。
自分がされてイヤなことは、人にもしない!
これ、わたしの哲学!
でも、現実は厳しい・・・。
実際には、昨日の朝これ頼まれました。
全部で、69パターンあります。
まともにやったら、たぶん半日以上掛かるでしょう!
でも、やりました。
断れないお客さんだから(涙)。
でも、まともにはやりません!
積算をしたのは、数量100、500、1,000、5,000、10,000×3タイプの合計15パターン!あとは、間の数量を割り割で出しちゃいました。
でも、これコツがあります。
完全に割割りで数字を出しちゃうと、利益率が異常に下がったり、場合によっては原価割れになる可能性だってあります。
なので、自分の場合はこうしています。
仮にタイプA 数量5,000が50万円、数量10,000が90万円だった場合。
数量6,000の見積もりを割り割で出すと、
90万-50万円=40万円だから、
40万円÷5,000×1,000+50万円=58万円(単価96.7円)
しかし実際には、
40万円÷5,000×1,100+50万円=58.8万円(単価98円)
つまり、割割りの数字に対して、1割増しで積算をしているわけです。今回のように数量の間隔が狭い時には1割増しですが、もっと間隔が広い時には2割増しで計算しています。
実際に積算してみると、けっこう近い数字が出てくるだけでなく、何よりも膨大な見積もりによる積算間違いを防ぐことができます。というより、こんな客はまともには相手にしていられません・・・。
こんな客は大っ嫌いだ!