プロペシアってなんだろう?と思ったら
会社で同僚のFさん、古参社員なのに肩書きは主任。仕事ができないのかと思いきや、社内では「博士」と呼ばれるほどの物知りで、分からないことがあったらFさんに聞けというほどの人物。
人柄がとっても温厚で、仕事も黙々とこなすしできる人なんだけど、温厚な人柄が災いして、人を叱れないという性格なので、人の上に立つタイプではない=出世しないのである。
そんなFさん、薄毛でも有名で芸能人で例えると、俳優の温水洋一さんみたいなかんじ。本人曰く「風が強い日は嫌なんだよね!」
「えっ、どうししてですか?」
「風が強いと髪がなびくし、ただでさえ薄い髪がめちゃめちゃになって、落ち武者みたいになっちゃうからさ~。」
でも、そんなFさんに、一年ほど前から“増毛疑惑”が社内で持ち上がっています。
以前は、「温水洋一」だったのに、髪が明らかに増えてきている。分かりやすくいうと、温水洋一から松尾伴内になってきました。
そんなある日、ゴミ当番だった自分がFさんのゴミ箱を回収しようとしたら、錠剤が入っていたと思われるカラの容器が足下にポロッと落ちたのです。
なんだろう?と思って拾い上げてみると、容器に「プロペシア」と書かれています。なにか病気の薬なのかと思ったものの、どっかで聞いたことがあるな~?
でも、思い出せない・・・。まわりに誰もいなかったので、ちょっと失敬して写真を撮らせて戴きました。
であとで、「プロペシア」で検索してみると、う~んなるほど、そういうことだったのか~と納得しました。
プロペシアは1日1回、毎日服用するAGA(男性型脱毛症)の治療薬です。医薬品ですので処方には医師による処方箋が必要です。
一般名フィナステリドと呼ばれ米国メルク社が開発し、現在すでに世界60カ国以上で承認されています。日本では、MSD株式会社(旧:万有製薬)が2001年よりプロペシアの臨床試験を開始し、2003年に厚生労働省へ承認申請をして2005年12月より国内にて発売開始されております。
「プロペシア錠0.2mg」と「プロペシア錠1.0mg」の2種類があります。剤形は円形で薄い赤色(ピンク色に近い)のフィルムコーティング剤です。【浜松町第一クリニック】ホームページより引用
AGA(男性型脱毛症)といえば、ちょっと前まで「爆笑問題」がテレビコマーシャルでやっていたあれだったんですね。
そして、Fさんはプロペシアの効力で髪が生えてきたんだ!最近、なんだか以前より明るくなったのもこのことが関係しているのかもしれません。
プロペシアの件は、Fさんのプライバシーに関わる個人情報だから、もちろん誰にも口外するつもりはありません。
いっぽうで自分も最近、つむじの辺りが少しさびしくなってきたので、お医者さんで薄毛対策してみようかと思い始めました。