500円でこんなに悔しい思いをするとは!
月に2度ほど、夜食の買い出しに行くドラッグストアがある。
仕事帰りに、お酒やつまみ、目薬、消炎鎮痛剤(肩こり用)などを買うことが多い店だ。
その日も、いつも通り買いものをしてレジで会計を済ませようとすると、
「ポイントが500ポイント以上貯まっておりますけど、如何なされますか?」
と聞かれたけど、その日は財布に小銭がたくさん入っていたので、
「ポイントは貯めときます!」
と言って代金を支払い、店をあとにした。
それから数週間後、いつも通り仕事帰りに買いものをしようと店に向かうと、店頭がなんだか暗い、そして遠くからだが、いつもならトイレットロールやティッシュなどのかさばるもの、セール品などが入ったワゴンが店頭に並んでいるのだが、それもなさそうだ。
「えっ!ここって年中無休じゃなかったの・・・?」
と店の前に到着すると、
なんと!
え~っ!閉店しちゃったの!
「そりゃないぜセニョリータ!」
こんなことなら、先日の買いもので500ポイント(500円)使っとけばよかった!なんてこった!俺の500ポイントはどうなってしまうんだ~!
むなしい叫びだ・・・。
このお店のポイントカードは、結構ポイントが貯まりやすくて、今までにも何度か500円とかの値引きに使っていた。使い方が悪いのかもしれないが、ポイントがほとんど貯まらないTポイントカードなどとは大違いだ。
それにしても、ショックだな~!
食品だけでなく、雑貨や医薬品なども買えるし、遅くまで営業していたので、本当に重宝していたのに・・・。
悔しくて店頭で、子どものように「地団駄」を踏んでしまった!
それにしても、この街に住んでもう10年以上が経つけど、街角にある商店はほんとうに様変わりしてしまった。
今回閉店したドラッグストアは、チェーン店だったけど、個人商店はほとんどが壊滅してしまった。薬局、一般料金の理容店、飲食店(喫茶店やラーメン屋さん、居酒屋など)、ブティック、お茶屋さんなど、み~んななくなってしまった。
で、どうなったか?
もう滑稽なくらいおかしい!
近所の商店街にあるのは、クリーニング店と美容室と学習塾ばかり。特にクリーニング店は、もういったい何件あるんだというくらいの数だ。
また、理容室は1,000円カットのお店が繁盛しているけど、美容室はカット・ブロー3,500円~などと一般価格のお店ばっかり。
きっと、どこの家庭でも、お父さんは1,000円カット。お母さんは3,500円の美容室なんだろうな?みなさんのご家庭でも、きっとそうじゃありませんか?
個人商店が元気でない街は、ほんとうにつまらない・・・。
戸越銀座商店街みたいな個人商店が活況な街に住んでみたい!ほんとうにそう思いますね。