学生の夏休みで、治験のアルバイトがおすすめな訳!
もう少しすると、大学生は夏休みが始まりますね。
夏休みには、いろいろな計画を立てている方もいると思いますが、アルバイトに精を出してお金(生活費、買い物、遊行費など)を稼ごうと考えている方も多いのでは?
そこで今日は、夏休み期間中に効率的に稼げるアルバイトの一つをご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは、「治験」のアルバイトです。
でも、治験ってなに!?という方も多いのではないでしょうか?そこで、治験について簡単にご説明をしたいと思います。
■治験とは?
製薬会社では、新薬を開発してその治療効果のある薬剤を、医薬品として公に販売するためには、事前に「厚生労働省」に承認・認可してもらうことが法律で義務づけられています。
その為には、承認前の薬剤を患者さんや健康な方々に投与することにより、安全性(副作用の有無や副作用の種類、程度、発生条件など)と、新薬の有効性(治療効果、投与量・投与方法など)を確かめる必要があります。
この新薬を開発するための「治療を兼ねた試験」のことを「治験(ちけん)」といいます。
■治験モニターとは?
治験モニターとは、有効性・安全性などが確認された新薬や特定保健用食品(トクホ)を実際に投与する「治験」に参加して頂ける一般の方々をいいます。
最近では、医薬品だけでなく、特定保健用食品(トクホ)やダイエット食品、化粧品、サプリメントなどの治験モニターの募集などもあります。
治験モニターのアルバイトの最大の魅力は、高額な参加謝礼にあります。
治験に参加すると、1日あたり1万円~3万円程度の謝礼(負担軽減費・謝礼金)がもらえます。数日間の宿泊を伴う治験モニターともなると、数万円~数十万円の謝礼がもらえるものもあります。
例)
3泊4日×2回 入院治験/負担軽減費:153,000円
よって、治験モニターのアルバイトは、春休みや夏休み、冬休みなどの長期休暇を利用した短期間の単発アルバイトに最適なのです。
大学生や浪人生、フリーターの方などは、長期の休みを有効活用して、短期間でまとまったアルバイト報酬を手にすることができます。
■参加方法
治験モニターのアルバイトに参加するには、治験を専門に行っている会社に登録(無料)する必要があります。登録をすると、さまざまな治験(健康な方、実際に治療を受けている方、健康食品、サプリメントなど)の中から、ご自分の条件に合ったものに申し込むことが来ます。
治験モニターの情報サイトの中でもおすすめなのは「テミスゲート」、治験で10年間の実績がある「JCVN 」や「治験情報V-NET」などでは、治験に参加していただけいる方を募集しているので、関心のある方は登録してみるとよいでしょう!
■治験参加のメリット・デメリット
今まで、良いことばかり書いて来ましたが、治験には、それぞれメリット・デメリットがあります。
<メリット>
1.健康診断が無料で受けられ、健康状態の把握や病気の早期発見に役立ちます。
2.現在治療中の方は、新薬を使った専門医の治療を受けられます。
3.健康食品やサプリメントなどを、無料で提供してもらえます。
4.高額な参加謝礼(負担軽減費/アルバイト代)がもらえます。
5.創薬ボランティアとして、社会貢献ができます。
<デメリット>
1.通院や検査のために、時間を拘束されます。
2.治験の注意事項(禁酒、食事制限など)を守らなければなりません。
3.治験によっては、薬の成分を含まないもの(プラセボ)を飲むこともあります。
4.まれに、予測しない副作用を引き起こす可能性があります。
※プラセボとは?
薬効成分を含まない薬剤を「プラセボ」といいます。
開発中の新薬を投与する参加者と、全く治療効果がないプラセボ(偽薬)を投与する参加者に分けて、それによる臨床データを測定して、両者のデータを比較して、本当に治療効果があるのかを確かめる目的で行われます。
■まとめ
今回は、夏休みのアルバイトとして治験をご紹介しました。
治験いうと、『実験台』とか『モルモット』とかいう悪いイメージを持つ方もいらっしゃると思いますが、厚生労働省によって定められた方法で行われています。
治験に至るまでには、数々の臨床試験を行い、安全性や有効性を確認した上で行われるので、極めて安全性の高いものとお考えになってよいでしょう。