中小ブラック企業は、新卒採用など100万年早いわ!
いろいろとありまして、久しぶりの更新となります。
今日は、先日報道された大手広告代理店勤務の女子社員が自殺という記事を見て、自分なりに中小企業における新卒採用の実態について触れてみたいと思います。
例年にならって、自分が勤める会社にも来春5~6名の新卒社員が入社予定のようである。
なんで、うちの会社の役員連中はこうも頭が悪いんだろう?本当にそう思う。毎年新卒者を採っては辞め、採っては辞めの繰り返しではないか!
特に、うちでは女子社員を入れたがる。
社長曰く、「男ばかりの職場だから“花”が欲しいんだよ!」
花が欲しいなら、花壇でもつくるか玄関に胡蝶蘭でも飾っておけばいい。
実際に、ここ5~6年の間に入社した新卒の女子社員は、全員消滅・・・。誰一人として残っていない。
新卒で入社して、今でも頑張っているのは、高卒で入社した工場勤務の若手だけ。
ワンマンで、ブラックで、工場内では怒号が鳴り響くような会社に、ぴっかぴかの新卒女子社員が勤まるわけがないでしょう!
この記事を書くきっかけになったのも、同じフロアで働く女子社員が年内で退職することになったから・・・。
この子は、東京6大学を卒業して入社してきた。
なんで、また東京6大学を卒業して、うちの会社なんだ?と初めは不思議でならなかったが、本社でお局様のいじめにあって、わずか2ヶ月あまりで音を上げたらしい。
その後、会社の引き留めなどもあって、自分の居る営業所に異動してきて約1年半。とうとう辞めることになった。
数日前、2人切りになったところで自分はこう話しかけた。
「○○さんは、いい大学出てるし年も若い!仕事もてきぱきできるし、大丈夫転職先はいくらでもあるよ!」
「ありがとうございます!」
「でも、もう間違ってもブラックには入っちゃダメだよ。」
■新卒を採らない会社
同じ同業の中小でも、まったく新卒を採らない会社もある。
こういう会社は、身の丈をわきまえている。採用するのは、社会経験(できれば同業他社)のある若手が中心。即戦力になるし、言うことなしでしょ。
もう、うちなんかアホだから、会社をどう舵取りすればいいのか分からないんだろうね?名ばかりのコンサルティング会社を使って、会社運営のアドバイスを受けているようで、年に数回、社員をあつめて勉強会ならぬミーティングみないなものをやるけど、こんなもの何の意味があるのだ。
30代くらいのコンサルの先生が、営業とはこうあるべき、社会人とは・・・など、そんなことお前みたいな若造に言われなくても、わかっとるわ!一体、このコンサルティング会社に年間いくらボッタクられているんだ?
同族企業で、2代目が創業者の子なんて中小企業は、少なからずこんなところが多いので、これから就活の始まる夢ある若者の皆さんは、情報収集をしっかりとやって、夢を託せる会社に入社できることを陰ながら祈ります。