犬も歩けば猫も歩く

中年サラリーマンの生活と副業について書いています。

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健康診断の翌朝、救急外来に搬送された!

先週の金曜日、会社の健康診断があった。

もう自分も中年真っ盛りなので、健康優良児というわけにはいかない。数年前から、血行値が高めでちょっとやばくなってきた。

救急外来

ということで健康診断対策として、3週間前からお昼はコンビニのおにぎり2個とお茶だけにした。これは目に見えて効果があった。実際に体重を計ったわけではないが、ズボンのウエストが明らかに緩くなってきた。


さらに断酒も!というわけにはいかず、お酒を抜いたのは3日前から。


そして、いよいよ健康診断が始まった。
まず身長測定の次に体重、検尿を行い、次は視力検査だったのだが、ここで異変が起きた!


自分はもう10年程前から、右が0.7~0.8に対して左は視力検査のCの文字が全部見える。つまり1.5。眼科の先生の話によると、こういう症状はパソコンを使う仕事をされている方に多くみられる症状らしい。


ところがである。

今回は、両目ともCの文字が全部見える。両目とも1.5だ!
なぜ?若返ったのだろうか!いや違うな、老眼が入ってきたので、中和されたんじゃないのだろうか?


よく分からないけど、良くなったんだから!


そして色々やって、最後にバリウム検査だ。

バリウム検査は正直苦手だ!まぁ得意という人は居ないと思うけど、翌日まで便秘で結構苦しめられるので、終わった瞬間から水分をガブガブ飲むようにはしている。


何度か便意は訪れて、トイレに駆け込むのだが白い水便しか出ない。

「まぁ、翌日は出るだろうから、大丈夫だろ!」と思い、帰宅するとYouTubeを見ながら3日間我慢した麗しのビールとご対面!久しぶりに飲むビールは最高~だね。

とその内にお酒が回ってきて、爆睡zzz


そして翌朝起きると、
下腹部が猛烈に痛い!もちろん便意もあるので、急いでトイレに駆け込んだが、尿は出るのだが、お尻の方からは水便すら出ない。


もう痛いというより、苦しいし吐き気もある。
奥さんにお願いして、浣腸を買ってきてもらった。


さっそくキャップを外して、挿入し薬液を注入!


あれ?


浣腸って、すぐに便意がくるけど何の変化も訪れない・・・。
おかしいな?と思って、もう一本おかわり。


すると、やがて来ました来ました!
急いでトイレに直行 →


しかし、出ない・・・。


それどころか、下腹部の激痛はますます激しくなるばかり。
もう苦しくて苦しくて、どうしようもない。


もうとうとう我慢ができずに、奥さんに「救急車を呼んでくれ!!」と頼んだ。奥さんも悶絶する旦那を見てこれはさすがまずいと思ったらしい。


119番に電話して、事情を話したらしい。

「救急車を出動させますか?」

「いえ、私が連れて行きますので、救急外来の病院を教えてください!」


教わったのは、自宅から車で5分ほどにある市立病院。
玄関に横付けされた自家用車に、倒れ込むように乗り込むと、病院に向かって発進!


119番の方から事情は伝わっていたようで、すぐに看護師さんが車椅子に乗せてくれて、処置室へ。すぐにドクターが現れ、改めて今までの経緯を説明した。


まずは採血して、レントゲンを撮りましょう!

そして、採血を終えるともう苦しくて車椅子に座れない。すぐにストレッチャーが用意され、横たわるとレントゲン室に向かう途中、猛烈な便意が訪れた。


「すっ、すいません!トイレに行かせてください」


そしてトイレに直行。ズボンと下着を下ろして便座に座るなり、怒濤のごとく大量の便が吐き出された。


「出ましたか~?」


自分は弱々しい声で、「はい、出ました・・・」


ドクターも現れ、「楽になりましたか?」
一応念のためレントゲンだけは撮って起きましょう!と言われ、差し出された紙パンツに履き替えて、その上からズボンをはいてレントゲン室へ。


紙パンツって、初めて履いたけど、本当に情けない姿・・・。でも、今はそんなこと言ってはいられないのだ。


レントゲンを終えると、再び処置室へ。
そこで、点滴をうたれた。しばらくベットの上で、放心状態でいると、看護師さんが再び現れ、


「先生からCTも撮るように言われましたので、またレントゲン室の隣りまで行ってください。」


えっ?何か悪いものでも見つかったの?
とても不安な気持ちのまま、奥さんが押す車椅子でCT室に向かった。


CTを終えると、またまた処置室へ。
1時間近く点滴を打たれたまま、ベットで横になっているとドクターが再び登場!


「バリウムが少し盲腸の方に入っていたようです。便も出ましたし、盲腸に残っているバリウムもやがて排出されるでしょうから、もう大丈夫でしょう!炎症防止のため抗生剤を打っておきますから、終わったら帰ってもらって結構ですよ。」


そして、看護師さんに抗生剤の点滴を打たれながら、ドクターが有益な話をしてくれた。


「医者の立場としては、バリウム検査はメリットよりもデメリットの方が多いので推奨はしません。むしろ、年に一度胃カメラを飲んだ方がより詳しく検査できるので、もうバリウムはやめにして、胃カメラにした方がいいかもしれませんね。」


抗生剤を打たれながら、奥さんと話をしていると、

「私は、バリウムが苦手でゲップを我慢できないし、バリウムの量が多くて全部飲みきれないし、下剤飲んだあと会社のトイレには入りたくないので、会社の健康診断受けてないの。」


「えっ?そうだったの。」


「会社で補助が出るので、半日人間ドックで検診してる。胃カメラも鼻から入れるタイプだから、全然苦しくないし。来年からそうしたら?」


うちの会社というより、健保組合で補助が出るかどうかは分からないけど、もうバリウムは止めにしよう!そう思ったら、なんだか急に元気が出てきた。

一時金預かり証


そんなこんなで、帰宅したらもう16時。
一日棒に振っちゃったけど、会社が休みの日で本当によかった・・・。


帰宅してから、ネットで調べて分かったことだけど、白い便が出なくなるまでアルコールは飲んではいけないらしい。そんなことも知らなかったよ。