犬も歩けば猫も歩く

中年サラリーマンの生活と副業について書いています。

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35歳以下の人は、こんな会社さっさと辞めなさい!

今年で35歳になるという同業他社のお客さんが、この夏で会社を辞めるという!

そのお客さん(仮にFさんとしよう)曰く、
「前からずっと思っていたんですけど、この夏で会社辞めようと思います。この業界、 年々パイが小さくなっているのがありありと実感できるし、正直ここ数年昇給もなけれ ば、逆にボーナスは年々減っています。」

転職する会社員

Fさんの話は続く。

「転職すると、また一からやり直しだし、この仕事に愛着もあるんですけど、10年後ど うなっているのかな?と思うと、ラストチャンスかなと思うんです。」


わたしは、彼に向かってこう言いました。
「いい選択だと思うよ!Fさんはまだ若いんだし、可能性があるんだからどんどんチャレンジした方がいい。それにあなたには営業のセンスがあるから、きっと成功すると思うよ!」


自分のような老兵は、現状にしがみつくしか道はないけれど、次に上げるリストに多く該当する35歳以下の人は、思い切って外に飛び出した方がいいと、あくまで個人的な意見だけどそう思います。

abberoad.hatenablog.jp

辞めた方がいい会社

その1:斜陽産業にお勤めの方

身バレしてしまうので、個別の業種を上げるのは控えるが、俗にいう“斜陽産業”にお勤めで、35歳以下の方は異業種への転職をお薦めします。

特に中小の斜陽産業に将来はありません。
今後あるのは、賞与の支給がなくなり、そして次は度重なる給与カット、やがてはリストラが行われます。これは、わたしが以前いた会社で実際に経験したことだけど、賞与の支給がなくなると、社内のマインドは一気に変わります。


休み時間に社員が集まると、転職話や退職話で盛り上がるような職場になってしまう・・・。

 

その2:サビ残の多い会社

取引先に伺った際に、タイムカードの上にこんな張り紙がしてありました。


「残業は、月25時間までとしてください。-本社-」


良心的な会社だなぁと感心していたら、そうじゃなんだそうです。社員の方に話を伺うと、早々に仕事を切り上げて、早めの退社を心掛けましょう!ということではなくて、


残業代は、月25時間分までしか支払わないよ!ということらしい。


月25時間を超える残業を申請すると怒られるので、社員のみなさんは自主的に18:00~18:30頃になると、一旦タイムカードを押すんだそうです。


そう、そしてそこからは22時までだろうが24時まで働こうが、完全なるサビ残だそうです。これだけでもずいぶん醜いのに、隔週の土曜日はタイムカードを打刻せずにオール出勤だそう・・・。これは相当なブラックだな?


残業代がまともに支払えない会社は、業績がよいはずがありません。

その3:会議で個人がやり玉に挙げられる

うちの会社でも、定期的に職場長が集まって会議が行われます。
しかし、その内容はほんとうに醜い。


誰々が、いつどんなミスをしてこれだけの損害を出した。適正がないようなら、配置換えも考えた方がよいのでは?とか、特定の個人がやり玉に挙げられます。


特定の個人を管理・監督するのが管理職でしょう!
特定の個人にミスが多いのなら、それを監督する職場長が責められるべき。


また、会議の内容は密室での会話だから、個人を攻撃する発言があっても仕方がないとは思うけど、これらはすべて“オフレコ”が基本でしょう!


だけどね、本当に哀れな会社だと思うけど、会議での発言はそのまんま議事録として残され、プリントされて各職場を回覧されます。


もちろん、やり玉に挙げられた個人名もバッチリ書かれています。
これ読んだ若手社員、そうとうやる気なくすよね。だって、上司がかばってくれないんだもの・・・。

その4:プライバシーがない

これは、以前いた会社での話。
各社員ごとに送られてくる郵便物が、すべて開封・確認されている。


こんなこと絶対にやってはダメだ!そんなに信用していないのかと、社員は会社に不信感を抱きます。

その5:支持する政党は個人の自由

仕事の付き合い上、「選挙で誰々を応援してくださいよ!」といったやり取りはけっこ う頻繁に行われます。「分かりました~!」とは言っても、これは社交辞令でしょう!


本当に投票する人なんていません。

しかし過日、うちの会社のお偉いさんから自宅に電話が掛かってきて、これから伺うという。断るわけにもいかず待っていると、選挙事務所の方と一緒にやってきて、○○候補を応援します!と書かれた用紙に署名をさせられました。


これはやりすぎだろう!

一応、自分とうちの奥さんの名前で署名したけど、本当にいい迷惑!さんざんな休日に なってしまった。

その6:鶴の一声(ひとこえ)ですべてが変わってしまう

会議がやたらと多い会社。これもろくなものではありません。
「会議の議題を決めるための会議」なんて、笑うに笑えない「会議」も実際行われます 。


そこで、あれやこれやと決まったことを「議事録」にして社長にあげるのだが、時として鶴の一声(ひとこえ)ですべてが変わってしまう。


だったら、会議なんてやらずに、すべて社長にお伺いを立てればよいのではないか?時として本当にそう思う!

その7:共有スペースが汚い!

通路や階段、そしてトイレなどの共有スペースが汚い会社。これもよく見かけます。ある程度の規模の会社なら、清掃専門の方を雇うのだが、このコストをケチるのか、それとも払う余裕がないのか?どちらにしても、余裕のないことを証明しているお手本。

その8:休職している社員が多い

ハードルの高いノルマを与えられたり、パワハラ、サービス残業、長い拘束時間などに よって、鬱を発症し休職している社員がいる会社は、だいぶ危険です。

その9:社名が変わった

自分の取引先で、最近2社ほど社名が変わった会社があります。これも危険サインの現 れ。M&A、大手による吸収合併でもないのに社名が変わった中小独立系の会社。やがて 支払いが遅れだし、現在では2社とも取引停止にしました。

その10:離職率が高い

どんな理由があるにせよ、異常に離職率が高い会社は危険です。転職組の人間には、ある程度の免疫があります。それでも、入社してわずか1週間での退職。中には午前中だけで、午後から“トンズラ”なんて笑えることも実際にありました。

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■まとめ

「転職活動するのが面倒!」だとか、仕事に愛着があるとか言っていられのも、30代前半までです。40歳を超えてから、会社が倒産・廃業などになったら、想像するだけで本当に悲惨です・・・。


特に、”斜陽産業”のお勤めの方は、老婆心ながら早めに決断をされた方が、よろしいかと思います。