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中年サラリーマンの生活と副業について書いています。

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副業してるサラリーマン必読!確定申告しないと会社バレしますよ!

消費税に加え、医療費や社会保険料は上がるのに、お給料は上がらない現在、会社勤めをしているみなさんの中にも副業をしている方はたくさんいると思います。


しかし、本業がおろそかになるからとの理由からか、基本的に副業を認めていない会社は多く、会社には副業していることを内緒にしている方がほとんどではないかと思いますが、みなさんはちゃんと「確定申告」をされていますか?

アフィリエイトの確定申告

■確定申告が必要な人

アフィリエイトの副業をしている人で、以下に該当する方は「確定申告」が必要となります。

1)アフィリエイトの「年間所得」が、20万円超の給与所得者
2)アフィリエイトの「年間所得」が、38万円超(専業主婦などアフィリエイト収入のみの場合)


わたしの場合、本業は会社員で副業でアフィリエイトをしているので、1)に該当します。「年間所得」とは、1年間にアフィリエイトで稼いだ収入から「必要経費」を引いた金額のことをいいます。


つまり、収入-必要経費=所得 になります。


たとえば、アフィリエイトで稼いだ年間収入が30万円あっても、必要経費が12万円掛かった場合、30万円-12万円=18万円となり、所得が20万円以下になるので確定申告をする必要はありませんと、税務署のホームページにも記載があります。


な~んだ!自分は年間所得20万円にも満たない零細アフィリエイターだから、関係ないやとお思いでしょうが、ここに盲点があります。


年間所得20万円未満の方でも、『絶対に』とは言いませんが、副業が会社バレする可能性があります。あなたにアフィリエイト報酬を支払ったアフィリエイトサービスの会社は、税務署にどこの○○さんにいくら報酬を支払ったという申告をします。


あなたのアフィリエイトにおける年間所得が20万円未満だったとしても、税務署ではそれを知るすべがありません。だから、それを証明するために「確定申告」が必要なのです。


確定申告をせずに放っておくと、税務署はあなたが副業で得た収入に対して税金を掛けてきます。その税金は、あなたの給料から天引きされることになり、これで会社に給料以外に収入があるということがバレてしまうのです。


では、どうすればよいのか?
普段から確定申告に必要なものを用意しておきましょう!

■必要経費

必要経費と思われる領収書を保存しておきましょう!
では、どんなものが必要経費として認められるのか?およそ下記のものが上げられると思います。


・減価償却費:10万円以上のパソコンなど(10万円未満なら消耗品扱い)

・交通費:取材やアフィリエイトの講習会などに出かける際に掛かった電車賃やバス代など。

・通信費:プロバイダ料金、サーバー代、ブログ利用料、ドメイン代など

・消耗品費:ソフトウェア代、インクカートリッジ、デジカメ、文房具、プリンターなど10万円未満の備品

・雑費:振込み手数料など

・新聞図書費:参考書籍の購入費


これらの領収書は、もらったままで放置しておくと、あとで収集のつかないことになるので、わたしの場合は大学ノートにもらったそばからペタペタ貼っています。これならなくならないし、保管もこれ1冊で済むので便利です。

■帳簿

帳簿と聞くとちょっと引いてしまうと思うのですが、事業所得として青色申告をするわけではありませんので、簡単なものでぜんぜん問題ありません。

わたしが使っているのは、らくらく現金出納帳 for Excelというフリーソフト。個人経営の事業所向きなので、エクセルが苦手という人にも問題なく使えます。

■確定申告について

「確定申告書」の用紙は税務署、市町村役場などでもらうか、国税庁のHPからダウンロードすることもできます。

確定申告書はAとBの2種類ありますが、わたしの場合面倒くさいのが嫌いなので「雑所得」で申告しているので、Aの申告用紙を使っています。


厳密にいうと、アフィリエイトの所得区分は、「雑所得」または「事業所得」のどちらかに区分されています。

雑所得:継続的にある程度の収入が無い場合
事業所得:継続的にある程度の収入がある場合

【ポイント】

・たくさんの支払元(アフィリエイトサービス)から収入がある方は、「所得の内訳書」の用紙を、合わせてもらっておくと便利です。

所得の内訳書

・アフィリエイトサービスの会社からは、基本的に「支払調書」はでません。ですので、収入額を証明できる「通帳」は捨てずに取っておきましょう!

■副業が会社にバレないようにするには

サラリーマンの方は、住民税を毎月の給与から天引きされていますが、しかし、住民税の支払い額が突然多くなったりすると、会社に副業していることがバレてしまいます。


副業していることを会社に知られたくない人は、確定申告書A(第二表)にある「住民税に関する事項」の「給与・公的年金等に係わる所得以外の所得に係わる住民税の徴収方法の選択」の欄で、“自分で納付”にチェックを入れてください。

住民税を自分で納付

こうすると、会社給料分の住民税は給料から天引き、副業による所得の住民税は自分で納めることが出来ます。(コンビニ支払いや口座振替などが選べます)

■まとめ

ホームページやブログを運営している人は、絶対に会社の人にこのことを言ってはいけません。どこで、身バレするかわかりません。


今は零細アフィリエイターでも、いつあなたのブログのアクセスが急増して、アフィリエイト収入が増えるか分かりません。そうなってから慌てないように、普段から用意をしておきましょう。


この記事は、税金には素人の一個人が書いたものです。正確な情報は、もよりの税務署等にお問い合わせください。