犬も歩けば猫も歩く

中年サラリーマンの生活と副業について書いています。

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自動車運転免許更新時の「怪」・・・

少し前のことだが、自動車運転免許の更新に行った時の話。

自分は外回りの営業の仕事をしていることもあって、内勤の方に比べて交通違反の取り締まりを受けるリスクが高いので、駐車違反や運転中の携帯電話使用など、普段から注意をしているのだが、どうしても1~2年に1回くらいは何がしかの違反キップを切られてしまう。

自動車運転免許の更新

直近では、一時停止違反。

この一時停止違反というのは、交通量もあまり多くない意外な場所で取り締まりを行っていることが多く、よもやこんな場所で!というところで、警察官が目の前に現れたりする。


通称・一時停止違反は、正式には「指定場所一時不停止等」といって、違反点数は2点!これは本当に痛い!


ということで、今回の免許更新時講習は「違反講習(2時間)」
実際に受けてみると実感するが、2時間というのは本当に長~い。中には完全に寝ちゃっている人もちらほら見受けるが、ビジネスマンとしての常識をわきまえている自分は、決して寝たりはしない。しかし、意識は遥かかなたに飛んでいる・・・。


途中、トレイ休憩が2回くらいあったのかな?ようやく2時間の講習も終わりを迎え、免許を取りに担当官はいったん退出・・・。


で、5分ほどして戻ってくると、担当官の他に2人の人物が一緒に入室。
いよいよと思った瞬間、前に出て来たのは他2人のうちの背の高い方。
おもむろに、「○○ ○○さんはいらっしゃいますか?」と自分の名前、それもフルネームで呼ぶではないか!


えっ!免許渡すときって、番号で呼ぶんじゃないの?
と思いつつ前へ出ていくと、「○○ ○○さんですか?」とまた聞かれたので、「ハイ!」と答えると、「ちょっとこちらによろしいでしょうか~」と退出をうながされる。


えっ?俺、何か悪いことしちゃった?

と思いつつ2人と一緒に退室。中に残された方々は完全に、「あの人、何か悪いことしちゃったんだ!」と思ったでしょうね。自分なら絶対にそう思う。


で、外に出されると通路の端のほうで、
「○○ ○○さんは、運転免許の取得後、○○県にお住まいになられていたことはございませんか?」と聞かれたので、「生まれは○○県でしたが、3歳の時に他県に引越ししました。」と答えると、「ふんふん、なるほど・・・」と手元にある資料と、わたしの顔を何度も見直してから、「ご協力ありがとうございました。」と終わろうとしたので、「何なんですか?」と聞くと、


実は、私と同姓同名で生年月日も同じ方が失踪をされていて、ご家族の方から捜索願が出ていると、つまり○○ ○○さんが免許の更新に現れたので、確認をさせてていただいたのですとのこと。


「あ~、そうだったんですか・・・」

「もしかしたら、次の更新の際にもまたお声掛けするかもしれませんが、その節はよろしくお願いします。」と頭を下げられたが、とても複雑な気分だった。


自分と同姓同名で、かつ生年月日が同じ人っているんだ?そして、その方は失踪をされている。ご本人は、今どこで何をしているんだろう?そう考えながら、運転免許センターを後にしました。


しかしそういう事情なら、最後に声かけてほしい!
真っ先に名前呼ばれて退出しちゃったら、中の人たちに完全に犯罪者扱いされちゃってるよ!