桃栗3年、柿8年、柚(ゆず)の大バカ18年!
今年も我が家の柚(ゆず)の木にたくさんの実が付きました。
思い起こせば、家を購入した際に近所のホームセンターで、1メートルほどの小さな苗木を買ってきたのが始まりでした。
ゆずの苗を買いたいといううちの奥さんにに対して、
「ゆずなんて、実が付くまで十年以上も掛かるんだよ。違うものにした方がいいんじゃないか?」
と言ってはみたものの、どうしてもゆずが欲しいのだという。
うちの奥さんは大のゆず好きで、食べるのはもちろん、あの香りが堪らないのだという。ゆず湯も好きでしたね。
ということで、結局ゆずの苗を買ってきて、リビングから一番良く見える特等席に植えました。
苗を植え終わったあと、ゆずって実がなるまで何年かかるんだっけな?
「桃栗3年、柿8年・・・」
とはいうけど、そのあと何だったかな・・・?と思いながら調べてみると、
桃栗3年、柿8年、柚(ゆず)の大バカ18年!
じゅうはちね~ん!!
【桃栗三年柿八年の解説】
果樹を植えたら、その実がなるまでに相応の歳月を待たねばならないことから、何事も成就するまでにそれ相応の年月がかかるということ。
「桃栗三年柿八年」の後に、「梅は酸いとて十三年」「柚子は九年でなりかかる」「柚子は九年の花盛り」「柚子の大馬鹿十八年」「枇杷は九年でなりかねる」などと続けてもいう。『尾張(大阪)いろはかるた』の一つ
「故事ことわざ辞典」より引用
「そんなに掛かるんだ。これはゆずのことは忘れた方がいいかもね?」
「いいじゃない!楽しみは後に取っておいた方が♪」
それからは肥料も与えず、何も手を加えていないのに、このゆずの木は毎年どんどん成長して、夏前に剪定をしないと庭が覆われてしまうほどの大きさになりました。
ジャックと豆の木みたいだ!
で、記憶は曖昧だけど、たしか10年経つか経たないかのうちに、もう実を付け始めました。それから我が家では、ゆずというものをお店で購入したことがありません。
特に今年は豊作で、収穫は今日でもう3回目。獲っても獲っても、まだまだたくさんの実を付けています。
今晩は、このゆずを使った「ゆず団子鍋」。
お風呂はもちろん「ゆず湯」です。バスロマンじゃありませんよ~!
どうです?
うらやましいでしょう!